学校長あいさつ
第9代校長 宮城 篤哉
沖縄県立名護商工高等学校のWebページをご覧いただき、ありがとうございます。令和7年4月に着任いたしました、校長の宮城 篤哉(みやぎ あつや)と申します。どうぞよろしくお願いします。
本校は、平成19年4月に、県立名護商業高等学校と県立北部工業高等学校が統合され開校し、今年度で19年目を迎えました。「自主・創造・飛躍」の校訓のもと、豊かな教養と人間尊重の精神を基盤として、知・徳・体の調和のとれた人格の形成を目指すとともに、工業、商業、情報の専門分野における知識や技術を習得し、平和で活力ある社会の形成に貢献できる人材の育成を教育目標として歩み進めております。
名護商工生には、高校生活を送る上で、校長として次の3つのことをお願いしております。
第一に、「主体的に考え、行動できること」です。
将来の自分の夢を実現するためには、学業や学校行事はもちろんのこと、趣味や日々の生活においても自ら積極的に働きかけて取り組んで欲しいと思います。困難に直面したときこそ、前向きに捉えて、自ら考え行動することで道が開けるものと信じています。高校三年間はあっという間です。将来の夢や目標を探し、それを実現するために精一杯、挑戦してもらいたいと希望します。
第二に、「規律ある自律した行動を心がけること」です。
人間は「社会的動物」とも言われており、人は社会の一員として生きていきます。その中で最も大切なことは、「他者から信頼・信用されること」だと考えます。一人一人が名護商工生としての自覚を持ち、他者から信頼されるように規律ある行動を心がけて欲しいと思います。自らの行動を律することは決して容易ではありませんが、卒業後に社会で活躍するためにも自律した規律ある行動を身に付けるよう努めてください。
第三に、「他者の多様な価値観や考えを認め、互いの人権を尊重すること」です。
学校生活を含め、人生を楽しく充実して過ごすためには、安心・安全な学校や社会であることが重要です。自分とは異なる価値観や考えを持つ人を排除せず、思いやりの心を持って接することで、人間相互の理解と信頼、協力と助け合いができるものと考えます。多くの仲間や先生方との触れあいを通して、思いやりのある豊かな人間として大きく成長することを強く願います。
これからの社会の担い手として、地域・社会で活躍する人材の育成及び生徒一人一人の進路実現に向けて、職員一丸となって取り組んでいきます。保護者、卒業生、地域の皆様の温かいご支援とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
令和7年4月吉日